第２５５回「夏期セミナール」

毎年恒例の渋谷法人会の夏期セミナールが、８月１日（水）
箱根湯本の湯本ホテルにて開催されました。各ブロックから
１０名近く、総勢１５０名が出席いたしました。第一部では
軍事アナリストの小川和久氏を講師としてお招きし、「国際
水準からみた日本の危機管理」について１時間半お話いただきました。非常に
興味深い内容で、先週の参院選で自民党が惨敗したことによる今後の政局の動きや、現状の防衛問題などが中心でした。久間防衛大臣の失言による退陣、その後小池大臣が防衛大臣に就任されました。小川先生は小池大臣は防衛大臣として最適任者であり、その理由として1.政治的に度胸がある　2.行動力がある3.政治的判断力が優れている　という３つの項目をあげておられました。世界からどのくらい好かれるか、どのくらい信用されるかがとても重要になります。先日の新潟中越沖地震の際、自衛隊を見事にコントロールし、また手の打ち方が極めて優れており、抜群のリーダーシップ力を発揮されていたようでした。第二部では第５４代渋谷税務署長でありました山本好先生より、「組織のはなし、あれこれ」というタイトルで、税務署時代にされたいろいろな経験についてお話いただきました。久しぶりに箱根を訪れ、川のせせらぎと耳をつんざくような蝉の声に少しの間都会の慌ただしさを忘れ、会員の皆様と楽しいひと時を過ごすことができました。