第100回「昇る人 昇り切らずに終わる人」

giminf2006-09-09

9月7日目白の椿山荘にて17:30からコミュニケーションパーティが行われ、18時から祇園の舞奴として連続6年間売上No.1の伝説を持つ岩崎峰子さんが、「昇る人 昇り切らずに終わる人」というテーマで一時間ご講演くださいました。
5歳で祇園の世界に入り、15歳で舞妓になり、厳しい修練を重ねてまいりましたが、衝撃的に引退されその後本を出版。その生き様が大変な話題になり、本が世界25カ国で翻訳されているそうです。日本独特の祇園という花柳界での厳しいしつけとルールの中で、岩崎峰子さんが経験したことを赤裸裸に語っていただきました。一流になれるか、なれないか・・一流の人間の中に生まれる“気配り”が大切であり、舞妓とお客がお座敷居で真剣勝負で磨きをかけて一流を目指すということなのです。「是非今日ご出席の皆様は昇る人になって、世の中に貢献出来る人になってほしい」とおっしゃっていました。岩崎さんが最初に出版された“芸妓峰子の花いくさ”という本にサインをいただきました。その後の懇親会で岩崎さんと写した一枚です。