第86回「オーガニックで地球環境を守る」

giminf2006-08-06

大正紡績の近藤氏とは仕事を通して12年程前から親しくさせていただいております。
近藤氏はもともとクラボウの技術者で、海外で紡績工場の立案・設計をし、工場長として入社以来40年近く海外生活を経験され、世界90カ国近く優れた綿を探すため農場主と直接買付けの商談をし、自分の目と耳と足で納得した綿のみを輸入するという大変こだわりを持った第一人者として注目されております。私どものオーガニックコットンも全て大正紡績の原料を使用しておりますが、近藤氏は私の最も尊敬する人にあたります。私も20年ほど前から社内で環境宣言して以来、環境に優しい素材の開発をし、業界に向けて発信し消費者と取引先にさまざまな形で啓蒙活動を継続し実施してまいりました。近藤氏とは同じ志しを持った仲間として、黙っていても気持ちが通じていると確信しており、お会いするのが毎回とても楽しみになっております。この一枚は青山の夢工房にて2007年の春夏物の素材について商談している写真です。これからもいろいろな形でCO2の削減・地域環境の大切さを業界に浸透させるよう働きかけていくよう心がけていこうと強く感じています。