第17回「ハロウィン」

ハロウィンの1コマ

10月30日、ハロウィン仮装行列が表参道で盛大に行われました。当初、は天候が非常に心配でしたが曇り空の中神宮前小学校の校庭に、あらかじめ申し込みのあった人達を中心に約3000名の参加者が集合しました。それぞれが趣向を凝らした服装で、親子、友人、学校の仲間が集結し盛大な行列となりました。原宿表参道欅会山本理事長の挨拶から始まり、松本実行委員長の説明の後、神宮前小学校からスタートしました。街行く人達の注目の中、熱気に溢れとても楽しく実施されました。そもそもハロウィンとは、古代ケルト民族の風習が起源とされています。ケルトの暦は10月31日が年末。日没が早くなるこの時期をケルトの人達は「死せる魂を司る王様が昼間の光を奪うからだ」と信じ、その王様を鎮めるために秋の収穫をお供えしました。同時にこの、年末は「死者が家に帰ってくる」と信じられており、帰ってくる霊の中には、当然、悪霊もおりいろいろな悪さをするので追い払う意味で焚き火をしました。(これが、後に仮装やランタンになりました。)また、なぜ「カボチャ」なのかというと実はもともとは「カブ」のランタンが本当の様です。いつの間にかカブからカボチャに変わってしまったということです。この、ハロウィンの仮装行列は22年前に日本で初めて原宿表参道欅会が行い今年で27回目になります。当初はわずかな人数しか集まりませんでしたが年を重ねるに連れて口コミで参加者が増えてきました。今年は、申し込み受付初日で定員を閉め切る人気の高さです。これも、商店会が1つ1つの事業を運営し続ける賜物であると思います。地元の企業、商店会、原宿表参道欅会の協力が素晴らしい成果になって現れています。私も原宿神宮前商店会会長、原宿表参道欅会理事として参加させて頂きました。この写真は、山本理事長、渋谷区会議員長谷部健議員、日本ガーディアンエンジェルス小田理事長、私と4人で撮った写真でスタート前の1コマです。