第643回「欧州紀行4 パリ」

月曜日の朝、パリのシンボルでもある凱旋門に行きました。凱旋門から見る朝のシャンゼリゼ通りは、なんともいえない優雅な雰囲気が漂っています。凱旋門はナポレオンの勝利と栄光を記念して1806年に着工、1836年に完成しました。1840年12月にはセントへレナ島から戻ったナポレオンの遺影がこの門をくぐり、その後アンバリッド廃兵院に向かいました。ローマのコンスタンティヌス帝の凱旋門を手本とした世界最大級である凱旋門は、高さ56M、幅45Mで、壁画にはナポレオンの戦功が描かれています。凱旋門の両脇にはルイビィトンの本店を始め、世界の有名ショップがたくさん出店しています。ずっと出店を反対されていたH&Mも、ようやく今月シャンゼリゼにオープンしました。