第201回「中国出張」

giminf2007-04-17

中国上海近隣のカットソーの本縫い工場を訪問の為、4月12日(木)から4日間出張に行きました。5ヶ月ぶりの上海訪問でしたが、中国の経済発展にはすさまじいものがあります。工員の人件費が上昇し、繊維以外でもIT産業・電機・流通と各業界の乱戦で、今後益々人材確保が困難な感じがします。中国は依然として世界の生産工場というポジションに思われがちですが、上海市内の人口は1500万人といわれ、伊勢丹上海店のある南京町には世界のスーパーブランドが数多く出店されており、物を作る国というイメージから物を販売する国、経済大国としての地位を確立しつつあります。4月12日にスェーデンのカジュアル専門店H&Mの第一号店がオープン、入場制限をするほどの人気だったそうです。変化が激しい経済環境の中、今後中国生産にどう取り組むべきかという課題を真剣に考えていかなければいけないと痛感いたしました。