第107回「コスモス展」
9月19日〜25日まで日本橋の三越7階にてあらきゆみ先生によるコスモス展が開催されました。コスモスとはギリ
シャ語で宇宙・調和を意味し、寄り添う2つの魂だと伝えられています。宇宙は私たちにとって希望であり、いつか
きっと巡り会うはずの愛は永遠の夢なのかもしれません。あらき先生の描く絵はコスモスを題材に空・星・日と幻想の世界を見事に表現し、多くのファンがおり、期間中20000人近い人が来展されているそうです。私も縁あって先生とは4回程お会いする機会がございました。
先生ご本人からコスモス展によせてのメッセージが入っていました。
〜コスモス展によせて〜
いつの間にか四季が流れ、また秋がめぐってきました。
コスモスもあちらこちらでひっそりと咲きゆれています。
今年の秋も、これからも、ずっとずっと平和であって欲しいと願っているかのようです。
本年も日本橋三越本店にて作品展をひらかせて頂きます。
2006年のテーマは“めぐりあい”です。
この地球に生まれ、この地に生まれ、たくさんの出逢いをかさね、一歩一歩人生の階段をのぼっていき、自分自身
の心の中にしあわせというめぐりあいの花が咲きますようにと、祈りをこめてただひたすらに描きました。
生きていく事はまた哀しい事の多いことであります。
だからなおさら、人と人とが愛しみあう世の中であって欲しいと心から想います。
野に咲くコスモスもきっとそう祈り約束したかのように、毎年さいてくれるのだと信じています。
まだ暑さ残る9月ですが、どうかキャンパス一杯に咲いているまごころの花、コスモスに逢いにいらしてください。
心よりお待ちしています。
これはあらき先生の絵画の一枚です。