第５８５回「ニット工場を訪ねて」

東京駅を早朝６時に出発し、岩手の紡績工場を訪問いたしました。週末、日本に寒波が到来していたこともあり、途中、福島、仙台と雪が降っており、岩手もとても寒く、雪に一面が覆われていました。日本の紡績業が撤退し、廃業が続く中、こちらの紡績工場は
設備も大規模で、とても心強く感じました。カシミヤの綿を機械に入れてから最後に糸の出て来る行程の説明を受け、大変勉強になりました。その後、私共の長年の取引先であるニット工場を訪問いたしました。５ゲージ、１４ゲージのSES、ホールガーメントの機械を見せていただいた後、織地、デザインについての打ち合せをしました。今年は会社の真価が問われる一年として、総力をあげて戦っていくつもりです。