第５２９回「欧州紀行６ ピッティウオモ」

６月１６日からフローレンスのパッゾ宮殿にて、２０１０年の春夏物の展示会“ピッティウオモ”が開催され、世界各国からバイヤーが集まってきました。クラシコ館からヤングカジュアル館まで、一日中歩いても見終わらない程のメーカーが出展しておりました。全体的にカジュアル化の傾向に拍車がかかり、衿回り、異素材の組み合わせ、染め、加工付属品の使い回しなど非常に手の込んだ仕様で、価値観のある商品群が多く見られました。今年流行っているマリンも来年まで継続していくようです。