第209回「アメリカ紀行3 グランドセントラルのオイスターバー」

giminf2007-05-08

パーク街42丁目に面したグランドセントラルターミナルの歴史は、ニューヨークの鉄道の歴史でもある。
1831年にニューヨークの鉄道が完成、1840年代後半にはヘイブン鉄道とハドソン川鉄道も走行を始
め、また1869年にはレキシントンとマジソンをつなぐ新たな鉄道が計画され、1871年に完成した駅こそが現在のグランドセントラルターミナルの前身であります。1913年正式にグランドセントラルターミナル駅が完成。大理石が敷き詰められ、高価なシャンデリアが飾られ、駅舎とは思えないような雰囲気を漂わせています。以前駅に隣接しているグランドセントラルホテルに滞在することが多かったので、印象がとても強く、また駅構内にあるオイスターバーはニューヨークでも最も美味しいレストランの一つです。店内は船のキャビンをイメージしており、新鮮な季節の魚介類が豊富に揃えられています。ニューヨークでの仕事が終了した28日の夜、オイスターバーで楽しいひと時を過ごしました。